「コンプライアンス」って何なんだ?
という本質まで考えたくなる、
『歌謡曲を通して日本を語る』
感想ご紹介です!
【しろうささん】
コンプラ違反曲の「浪花恋しぐれ」、私がリクエストした曲だ~!と、のっけからテンション上がりまくりでした。
売れない芸人を支える健気な女性。女性の前で強がっているけど、ホントは女性に甘えきっている男性。
そういうロマンが今の歌にはないんですよね~。耳触りがいいだけで、心に響かない。
歌はやっぽり、聞いていて情景が浮かばないとダメだと思うんですよね。
コンプラ違反という名のもとに、様々なものがキャンセルされる。実にくだらん!
2曲目の「恋の奴隷」は、チェブリンさんの声が艶っぽくてよかったです。
放送回数を重ねるごとに、小林先生とチェブリンさんがどんどん歌が上手くなり、トークも冴えわたっていく。
こんな面白くて、右脳と左脳を同時に刺激する番組、他にはありません!次回も楽しみにしています♪
【三味線さん】
『歌謡曲を通して日本を語る』今回もめちゃすごかったです(≧▽≦;!!
よしりん先生とチェブリンの歌唱&演奏がどんどん良くなっててホントすごい!!
チェブリンの抑揚が、少しずつよしりん先生に似てきていると感じます。
大須賀さんの打ち込みも演出も毎回すご過ぎます!!寝てますか^^’?笑
だいぶ前ライジングに書いた「コンプラ違反歌謡曲」案は以下でした。
聖母たちのララバイ,圭子の夢は夜ひらく,恋の奴隷,ヨイトマケの唄,まちぶせ,時には娼婦のように,セーラー服を脱がさないで,NANA,ひと夏の経験,兄弟仁義,3年目の浮気,酒と泪と男と女,
「浪速恋しぐれ」はよしりん先生には似合わん曲調だと思って外してました^^;。この曲を聴くと、よしりん辻説法でも紹介された勝新と玉緒夫婦が思い浮かびますね。「恋の奴隷」が唯一ビンゴでしたv^^;。
定番のジュリー「カサブランカ・ダンディ」はあえて外して、チェッカーズのNANAを挙げましたが、こーゆー曲は、ジュリーとかフミヤとかよしりん先生のような色男が歌わないと、様にならんというか、ボコられるヤツですね(笑)
「黒の舟唄」は昔会社の(ヤー公風味の)上司がドスの利いた声で熱唱していたので、そのイメージが強烈すぎてもう。^^’;;;;
「丘の上の愛」は超久しぶりに聴きました!!貧乏学生の僻み歌だと思っていましたが、こんなに意味深長な歌詞だったとはΣ@@!!この歌詞の主人公は、実は大金持ちの男の方で、その男の僻み歌?なのでしょうね。新宿のタワマン刺殺事件や、映画「ピアノ・レッスン」を思い出しました(いま4Kデジタルリマスター上映やってます)。
『歌謡曲を通して日本を語る』で楽しく歌われ、語られる名曲の数々は、男と女や人間や社会の本質部分をガンガンえぐり出しますね!!大手メディアがこれらを勝手に消し去るのは、全く許しがたい文化破壊・蛮行で、絶対に復活させなければならん作品たちです。
次回のGS特集も楽しみです(≧▽≦;!!
【L.Kさん】
今回歌われた5曲は、いずれも初めて聴いた曲でした。
(「芸のためなら女房も泣かす」の一節だけは知っていましたが。)
自分の意思を持った、大人同士の織りなす人間模様が色濃く描かれていて、味わい深く聴き入りました。
しかし、ふと思い返せば、今回のテーマは「コンプラ違反曲」なんですよね。
これのどこが?私としては、ゴールデンタイムに流されても、全く違和感ないのですが。
この程度でコンプラ違反ならば、人情そのものがコンプラ違反ということになります。
仕事はAIに奪われ、その上人情も押さえつけられたら、人間の存在する意味ってあるのでしょうか。
ヒステリック・フェミが押し進める世界を想像すると、生きた心地がしなくなります。
これらの曲に登場する女性は、主体性を持ってそれぞれの人生を歩んでいます。
チェブリンさんは、自分だったらあり得ないといいつつ、そのような他者の生き方を受け入れています。
これこそが、真に多様性を尊重する姿勢ではないでしょうか。
多様性を謳うならば、チェブリンさんを見習え。
自分の考えと異なる生き方を排除するな、といいたいです。
「丘の上の愛」については、最初は単純に、愛に目覚めた女性を神の視点から祝福する、美しい曲だと思いました。
しかし、もし本当にこのような行動を取ったら、果たしてこの女性はそれで幸せを手にできるのだろうか。
「貧しさの中で壊れて消える愛の生活は嫌だ」と一番の歌詞で言っていたのに。
友人の立場からこの女性を見たら、その変貌ぶりに困惑するかもしれません。
また、相手の貧乏学生の人物像が見えてこないのも気になります。
貧乏・夢・愛の三点セットで美化するのは、危険なのではないでしょうか。
そう考えると、
「愛しい人の元へ戻ってゆくがいい 愛だけをまっすぐに見て」
これは本当に神の祝福なのか。あるいは悪魔のささやきなのではないのか、とも思えます。
この女性が知り合いだったら心配になるかも・・・。
とはいえ、現実を取るも、愛に生きるも、最後は本人の判断です。
人間として生きるなら、己の業の深さと向き合う強さが必要で、だからこそ、こうした曲が美しく感じられるのではないかと思います。
「この程度でコンプラ違反ならば、人情そのものがコンプラ違反」
というのは、本当にその通りだと思います!
そもそも人の情なんてものは理性を超えているものであって、
たかが最近の理性で人工的に作成したコンプライアンスだか何だかで制御しようという発想自体が、人間をバカにしていると思います。
ルールを完全順守したところに、ドラマなんか生まれるんでしょうか?
人権よりもコンプラよりも文化が大事! という思いをより強くしてくれたひと時でした!
まだ見てない人は、すぐ見ましょう!
もう見た人も、何度でも見ましょう!!